DO! THE ALTERNATIVE COMMERCE!

アンダーグラウンド、オルタナティブ、カウンター・カルチャーと聞いて思い浮かぶことはなんだろう。人によっていろいろあると思うがぼくが真っ先に思いつくことはビンボーだ。昔フレッド・フリスの出演している映画「ステップ・アクロス・ザ・ボーダー」を見たときに思ったのは、ああ、日本だけじゃなかったのか、やっぱりみんな多少はビンボーなんだなあ、という気持ちだった。
昨日、サンフランシスコのノースビーチにいってブラックのフォトグラファー、エドワード氏を紹介してもらった。シスコにある現代美術館に出展しているような人なのだが、まったくコマーシャル・フォト、つまり雑誌や広告の写真を撮るという仕事をしていない。自分の作品だけを撮っているのだ。
で、どうやって収入をえているかというと、自分の写真をパネルに入れてストリートで売るのだ。年は60歳を過ぎていてシティライツ・ブックスの親父、ケラワックやギンズバーグの詩集を50年代から出版している、ローレンス・ファーレンゲッティとも親しいビート世代のブラックで自分はカウンターカルチャーだといっていた。そういえばこの前ノースビーチの画家の新年会にいってきたが、そこに60年代ヘイト・アシュベリーでタバコ屋の親父をやっていたというヤンキーの親父がいたが、グレイトフルデッドのメンバーから始まって60年代シスコのサイケ・サウンドをつくっていた連中はみんな友達で、今もつきあっている。やっぱりかっこうはお金持ちじゃない。
問題はそこだ。びじねす・まん、とゆーのはゴキブリやネズミのように、そこいらじゅうにいて、年がら年中、びじねす、のことを考えているので、お金については不自由していない。ま、リストラになった人は別かもしれないが、一生リストラ状態のヒッピーだのパンクスだのヒップホップだのテクノだ、などという人間は、ほとんどお金のことを考えないのでビンボーだ。鈴木いずみだって野方の4畳半で死んだのだから当たり前の話だ。直木賞とったって一生フーテンのヒッピーだったわけだ。
ところが年をとってくると子どもができるわ、女房がいるわで、フリーターも楽じゃない。そんなところで追いつめられると、こんな気になる「お金をどうしよう」。
そんところにふってわいて、でてきたのが、コンピューターとインターネットだ。親玉はスティーブ・ジョブスというヒッピーで、ジョブスの育てたシリコン・バレーの子どもたちも大人になって、ウィンドウズ95のホームページをつくっていたりするテクノ・フリークだったりする。きちんと当人に確かめてある。日本じゃ誰も知らないだろうが、本当だ。そこだ!
おお、そのとおり、わかったか。商売やろうぜ! 一山当てて一攫千金。このチャンスを逃す手はないぜ。
ゲリラ資本主義!新しいソフトを投入したい
今回紹介するトップバッターはフリンジウェア、FringeWare Inc. (http://www.fringeware.com/)、ゲリラ資本主義を掲げてジーンの発行、ホームページの通販から店まで開いてしまった。通販はおかしなものだらけ。ギズモというハイテクおもちゃからTシャツまで、ずらりとそろった品揃えにはしびれてしまう。THE 60S TRADING POST FOR THE 90S(http://artitude.com/)はTシャツ通販が主なのだが、アクティビストのためのTシャツ、60年代をテーマにしたTシャツ、グレイトフル・デッドでおなじみのタイ・ダイTシャツから、部屋のムードをつくるブラック・ライトまであつかっている、電子ネットのなかのサイケデリック・ショップだ。
日本でそういう感じのするサイトとしては一番おかしいのが銭湯ホームページ(http://www.cen.co.jp/cento/)だ。最初はなにもなかったホームページが半年たつうちにここまで、拡大してしまっている。スタア食堂なんて根岸店までできちゃっている。これもネットを使ったクイック・カムのリアル・タイムののぞき穴が成功したからなのだろうか。面白いものがバンバン発明されて、それを使えば、おお、これは新しくて、珍しくて、面白いなどと評価されて進んでいけるのが現在のネット・スペースだ。ストリーム・ワークス、リアル・オーディオ、シー・ユー・シー・ミーなどバンバン使って面白い商店をつくってしまえば、一攫千金、とらぬ狸の皮算用、新しいソフトにとりついて楽しくやっていこう。
僕の友達の極楽レコード(http://www.bekkoame.or.jp/~kyas/)、ハーバル・エクスタシー・オン・ライン(http://www.iijnet.or.jp/JPN/)も参考にしてくれ。僕のつくっているCyberRevolution(http://suq.fix.co.jp/cyber/)でも求人募集をやっていてショボショボだが、メールも来ている。ホームページをつくるのにお金はいらないぜ。
オン・ラインのCD屋さんも数が多い。インディーズ系のバンドだって音が聞けるのだから、気にいった人は買うだろう。ミュージシャンのサイトにリンクをつくっておけば、さらにどんなグループかわかりやすい。音楽産業ツーのは大きいので、さらにそのCDをつくったカメラマン、デザイナー、プロデューサー、友人、知人までリンクしてあれば、宣伝効果もでかいし、買う方もさらにわかりやすい。メジャーばかりが世の中じゃないツーぐらいやりたいものだ。Digital Music Network (http://www.dmn.com/)はバンドのページもつくってあってイベントやニュースもアップロードしてある。よくできたCD屋さんだ。ROCK MALL (http://www.rockmall.com/)
も音楽関係の商売をやろうとする人は見逃してはいけない、日本の常識をいつだつするぐらいよくできている。
エッチものとアングラの世界の秘密。シタタカという言葉の本当の歴史をわかれ!
最後に紹介するのはエッチもののサイトだ。なんで、アングラやオルタナティブな人間にエッチものの紹介が必要なのだろう。多分エッチな読者のためのサービスなのだろうと思うに違いない。しかし、そういう人たちは新聞や雑誌に登場しない日本のもう一つの歴史の扉を開けたことがないに違いない。エッチものこそ、アングラなものなのだ。60年代全共闘と呼ばれた学生運動のファイターたちはどうやってお金を稼いでご飯を食べたのでしょうか。答えは自販機本雑誌とビニ本、AVビデオでどうにか生活をやりくりしていったわけです。社長は元ナントカ大学の全共闘で、社員はというと全員元活動家という一時のエッチもの雑誌ほどうたわれものはない。そう、そうやって暮らしをたてていったのである。土方巽などの流れをくむ暗黒舞踏の連中はキャバレーやストリップで生計をたてている、今なお。シタタカという言葉が流行した70年代、彼らは本当にシタタカに、やってきているのだ。
で、エッチもののサイトの紹介だ。君がシタタカな道を選択したって誰もなにもいわないよ。エッチものは儲かるから君の友人たちにお金がなければ、この道を選択することは決してばかじゃない。なにしろ日本は性器が見えてもいけないという、自然な人間の姿さえ許されないのだから、欲求不満がつのっているのか、エッチものは流行するばかりだ。で、最初に紹介したいのはThe Condom Country Catalog: Condoms, Books, Humor, and
Sex Aids (http://www.condom.com/)
というコンドームを中心に性に関する商品をあつかうサイトだ。Cyber-Sex-Toys
(http://www.sextoy.com/)は性の道具、一番わかりやすいのはバイブレーターだったり、南極探検隊御用達のダッチワイフというのが昔流行ったが、ああいうものの90年代、最新ハイテク、エスニックバージョンだったりする。
DO! ACID COMMERCE TAKE A MEDICINE!
FringeWare
http://www.fringeware.com/
ゲリラ資本主義を掲げるジョン・レブコウスキーのかかわるフリンジウェア。売っているものは面白いものばかり。
カタログを見ているだけで飽きない。
THE 60S TRADING POST FOR THE 90S
http://artitude.com/
アクティビストのためのTシャツや60年代の感覚のTシャツを売っているサイト。アクティビストと60年代は融合している。日本でもそうありたい。
A WEPIN (weapon) for Freedom Sovereignty
http://colossus.net/wepinsto/wshome.html
リベタリアン、日本語で自由論者のためのマーケットがあるサイト。探していくと大麻でつくられたヘンプ・シャツなどを売っている。ちぎって吸うときくかも。
NEWBURY COMICS INTERACTIVE
http://www.newbury.com/
ボストンのミュージック・シーンと結びついたオンライン・ストアーのあるサイト。サイケデリック・ライトなどというものも売っている
。
DO! JAPANESE ALTERNATIVE COMMERCE!
銭湯ホームページ
http://www.cen.co.jp/cento/index.html
ご存じ、横浜の戦闘ホームページ、おっと間違えた銭湯ホームページ。えたいの知れない商売にしか見えないがどんどん発展していっている。
新井田商店 Home Page
http://www.ask.or.jp/contents/niida/index.html
縁日のお祭りで見るヨーヨー風船を通販している新井田商店のホームページ。こういう日本のかわいいものを商品にしたい。
Natural Products Information
http://www.na.rim.or.jp/~toumi/index.html
玄米からお菓子、第三世界のお店もある、ナチュラル指向のサイトだ。こういったタダしさが長生きの秘訣だ。自然食は流行るばかり。
Kanbijin Home Page!
http://www.genesis.co.jp/kanbjn.html
沖縄から健康をお届けするという、沖縄のサイト。ハブとかエラブとか食べて元気でやろう。積み重ねられた知恵が裏側にあるものは力になる。
DO! OTHER ALTERNATIVE COMMERCE SUNDS GOOD!
DIGITAL MUSIC NETWORK
http://www.dmn.com/
音楽CDが買えるサイトだが、それだけではない、自分たちのCDをこの店に置くこともできる。インディペンデント商売の人間にはありがたい。
絶対に成功する。
ROCK MALL
http://www.rockmall.com/
ロックのものなら音からアロハ・シャツ、楽器まで買うことができる。こういった専門化はお金になりやすい。ロック小僧はロックに徹する。
SPIRIT SEARCH EMPORIUM
http://www.sun-angel.com/emporium/emporium.html
ニューエイジ系のグッズを売っているサイト。品揃えは充実している。オームじゃないが精神世界の好きな人には面白いサイトだ。
NetMarket
http://netmarket.com/
About NetMarketというところのJob Opotunitiesを見てほしい。ぼくたちは若いという言葉から始まっている。みんなこうやってサイトで仕事仲間を探すのだ。
DO! SEX COMMERCE!
The Condom Country Catalog: Condoms,
Books, Humor, and Sex Aids
http://www.condom.com/
誰とどうセックスしようが自分の自由だ。ただ、安全には気をつけるぜという人のためにはコンドームは必要だ。性の解放をうながすタダしいサイト!
Cyber-Sex-Toys
http://www.webcom.com/~dml/sex/intro.html
セックスといのは誰も見ていないところでする。そういう非公開の世界で発展していくセックスの世界。真の自由はこういうセックス・トイにあるのだ。
Your Choice Front Door
http://www.yourchoice.nl/
ROM、雑誌、ビデオからテレフォン・セックスまである性の商売に徹したサイト。60年代の全共闘世代のおじさんたちはポルノで大きく稼いでいるのを知っていたか。
Virtual Dreams - Sexy, Live, Nude,
Adult, Video Teleconferencing
http://www.virtualdreams.com/
テレフォン・セックスではなくて、パソコン・セックスのできるサイト。これは日本でも流行するかも。今からお金を貯めてベンチャーで一稼ぎできる。