UNDERGROUND ART&COMIX

イラスト/塩見正一


ART

 

the place

http://gertrude.art.uiuc.edu/ludgate/the/place.html

電子ネットでしかないアート・フォームを創りあげたサイト

このザ・プレイスほどいろいろなリンク先で見かけるサイトはない。誰が見ても斬新な新鮮さを抱くに違いない。モダン・アーティストがサイトを本気でつくればこうなるだろうというサイトだ。ギャラリーをもうけたサイトは数多くあるが絵のならぶギャラリー感覚のものがほとんどで、サイバ−・スペースを本気でアート・フォームとして考えたサイトはザ・プレイスぐらいだ。サイバ−・スペースでのこういった試みはもっと行われていいだろう。アーティストたちはサイバ−・スペースそのものとの格闘を始めなければならない。幕開けはこのザ・プレイスに違いない。アート・スクールに通う学生やこれから電子ネットでアートをと考えている人たちは必見のサイトだ。

 

ArtCrimes

http://www.gatech.edu/desoto/graf/Index.Art_Crimes.html

80年代から始まったグラフィティ・ペインティングをわかれ!

80年代ニュー・ペインティングとしてキース・ヘイリングを筆頭に流行したグラフィティ・ペインティング。日本語になおすと落書きペインティングとなる。ニューヨークの地下鉄やストリートの壁に非合法、無断で描いてしまうのだが、現在は世界中あちこちで行われている。ニューヨークの地下鉄の操車場に深夜忍び込んで、地下鉄いっぱいに描いてしまった80年代初期の感覚はスリルあふれるものだった。やがてそういった作品がギャラリーで認められ、公の場所でも認知されるようになったわけだが、犯罪者として今なおいわれるのかペインターはギャングではない、暴力はつかわない、などとサイトでは主張している。非合法という衝撃は今も続いているのだ。

 

Book of Kells

http://www.tcd.ie/kells.html

8世紀の聖書の彩色写本「ケルズの書」の図版があるサイト

中世の彩色写本といえばアート・ファンなら喜ぶに違いない。しかもケルトのものなので、さらにひかれる。現在のアルメニアやリトアニアのフォーク・アートに近いものを感じる。中世ヨーロッパのマニア必見のサイトだろう。

 

Chesley Bonestell

http://www.secapl.com/bonestell/top.html

40年代50年代に活躍した画家の描いた宇宙空間を見る

昔からSFの世界ではいろいろな宇宙が描かれてきたがこのチェスリー・ボンステルの描く宇宙空間はとてもニューエイジ的な感性を感じる。50年代にビートの文学が生まれたわけだが絵画のニューエイジはこの人がそもそもだったのだろうか。

 

Grotesque in Art

http://cruciform.cid.com/~werdna/grotesque/grotesque.html

ホラー・マニア必見!グロテスク・アートならここだ

恐怖、宗教、パラノイア、狂気、拷問、セックス、死、戦争とパートがわかれていて、それぞれに何点かの作品が入っている。特にそんなものは興味はない、という人でも一度見てみると面白い、セレクトのすぐれたものばかりだ。

 

OTIS Project

http://sunsite.unc.edu./otis/otis.html

インターネットのアートの殿堂。アートならこのサイトが一番

オ−ティス・プロジェクトについてはWHAT IS OTIS?を読んでもらえばわかるが、これだけアート関係の大きいサイトはないだろう。インターネットを通じたコミュニケーションも大事にすると書いてある。オン・ラインのアート・シーンの中でリンク先は膨大、集まった作品やアーティストの数も数えきれないほどだ。おそらくは1週間かかっても見ても見きれないだろう。また、ギャラリーに掲載も自由でネットを通じて、どうやって送るかも書いてある。ネットのない人も普通の郵便で送ることができる。ここの作品がワイア−ドなどいろいろな雑誌に掲載されいるので、オ−ティスに送って作品を発表してもいい。地上でのエキシビションもいろいろおこなわれているようだ。

 

Spectrum

http://wimsey.com/anima/SPECTRUMhome.html

テクノロジーとアートをテーマに充実したサイト

テクノロジー、特にデジタル・レボリューションについてはいろいろな可能性があるが、それをアート・シーンに置き換えて、やっているのがこのサイトだ。ただのアーティストと作品の紹介だけではなく、クリティック、意見交換、テクノロジーについてなど、さまざまな角度から掘り下げた、充実したコ−ナ−を持っている。今世紀最後の芸術運動があるとすれば、まさにこのサイトこそ、それを実現したものだ。一つ一つを見ていけばきりがないが、ここをホームベースに物を考えていってもいいだろう。豊富なリンク先も多角的な角度から用意されているので、リンク先についても見てあるきたい。テクノロジーの先端をいくアート・シーンの動きこそ大切なものはないだろう。

 

DiskArt

http://q.paradise.net/encounter/

第三世界ハイチのアートを見てみよう

ハイチ難民とずいぶん話題になったハイチだが、フロリダでサイトをつくっている。アートだけではなく、ポエトリ−、政治とくに移民の問題について語られているが、フロリダでのイベントなどハイチ難民の現在がわかる。

 

Propaganda?

http://www.livjm.ac.uk/~agitprop/

ポリシーのあるイギリスのアート・サイト!

プロパガンダというのはナチがよく使った啓蒙のための手法だが、このサイトはその言葉にクエスチョン・マークをつけている。イントロデュ−スを読むと、ナチのそういったやり方、現在の行政府のやり方を痛烈に批判している。

 

Mkzdk

http://www.ingress.com/~mkzdk/hub.html

アート・シーンの最先端。徹底したつくりに感動する

これだけよくできたサイトも珍しい。ほかにはないテイストを持っている。アーティスティックだ。モダン・アートとはまた違う文脈を提出していることも見逃せない。ガイアなどの地球意識へのこだわりもあって思想性もわかりやすい。

 

 

COMIX

 

X-Men

http://quercas.santarosa.edu/X

アメリカン・コミックスのファンはここのミュ−タント・ページへ

Xというのは小説「ジェネレーションX」からきたものらしく、関連サイトにリンクしている。ミュ−タント・ページはコミックの話題でいっぱいでリンク先も数が多い。ミュ−タント・アイコンもあるのでダウンロードしよう。

 

SHYGIRL

http://www.wid.com/compop/shygirl/index.html

エレクトロニック・エイジの初めてのスーパーヒロイン、シャイ・ガール

アメリカと日本のマンガの結婚をめざすという紹介があるが、シャイ・ガールだけではなく、マンガ・ゼンという禅を意識したコミックの出版も予定されている。シャイ・ガールのキャラクターは日本のマンガファンにも人気がでるに違いない。

 

Zen Head

http://www.wid.com/compop/zen/catalog.html

ゼン・ニンジャのファンのページ。ゼン・ヘッドは多いのだろうか

禅はアメリカでは人気があるらしく禅忍者のマンガまである。話題になったこともあるので、知っている人は知っているだろう。中身は多少エロティックな部分もあって、日本人向きにもできている。気に入った人メール・オーダー。

 

Computer Cartoons

http://zeb.nysaes.cornell.edu/CGI/ctoons.cgi

土日をのぞいて毎日更新されるコンピュ−ター・コミックス

コンピューターをあつかったコミックが毎日アップロードされている。バックナンバーも読めるので気に入った人はさかのぼって見てみよう。毎日このマンガを楽しみにしている人もいるだろう。ネットの中の新聞マンガ感覚だ。

 

Dr. Fun

http://sunsite.unc.edu./Dave/drfun.html

93年から続くネットの中のマンガ。ドクター・ファン

93年からニュースグループ、ゴファー・サイト、FTPサイトを通してウィークデイの毎日、更新されている。しかもカラーで書き込んであるので、その努力に脱帽。ファンも大勢いるようで人気のコミック・サイト。

 

Anarchist Comics

http://web.cs.city.ac.uk/homes/louise/wildcat2.html

これこそ最高のアンダーグラウンド・コミックだ!

なにがあるといわけでもないし、そんなによくできているわけでもない。ただ、猫が笑いながら爆弾を持っているだけなのだが、強烈な批判がある。これぞアンダーグラウンドのくそ意地というべきか。共鳴を覚える。

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